【調査事例】退勤後の行動と立ち寄り先を確認したケース|素行・行動調査

退勤後の行動と立ち寄り先を確認する素行・行動調査のモデル事例

この記事は調査モデルです。
SD Research 調査事務所が行動確認調査で確認する項目、調査の流れ、結果の整理方法を紹介します。調査結果や費用を保証するものではありません。

「家族から聞いている帰宅時間と実際の帰宅時間が合わない」「仕事が終わった後、どこへ行っているのか確認したい」という相談があります。

疑いだけで本人を問い詰めると、関係が悪化したり、その後の行動が確認しにくくなったりする可能性があります。一方で、目的を定めずに長時間調査を続けると、必要以上に費用がかかります。

本記事では、退勤後の行動と立ち寄り先を確認する素行・行動調査について、相談から報告までの流れを調査モデルとして紹介します。

目次

ご相談内容

依頼者は、同居する家族の帰宅が以前より遅くなったことを心配していました。

本人からは「残業が続いている」と説明されていましたが、帰宅時間が一定せず、休日にも短時間の外出が増えていました。浮気を断定したいのではなく、まず勤務後にどのような行動をしているのかを事実として確認したい、というご希望です。

相談時に整理した確認事項は次のとおりです。

  • 勤務先を出る時刻
  • 退勤後の移動経路
  • 主な立ち寄り先
  • 接触する人物の有無
  • 帰宅までの時刻
  • 本人の説明と実際の行動に大きな違いがあるか

調査前に確認した情報

行動調査では、対象者を確実に確認できる情報が重要です。

この調査モデルでは、依頼者から次の情報をご提供いただいた前提とします。

  • 対象者の顔写真
  • 当日の服装に関する情報
  • 勤務先の所在地と出入口
  • 通常の退勤時間
  • 使用する車両または通勤経路
  • 自宅の所在地
  • 最近帰宅が遅くなりやすい曜日

情報が不足している場合は、いきなり長時間の調査を行うのではなく、開始場所や対象者の確認方法から調整します。

調査計画

依頼者が特に気にしていた平日の退勤時間帯に絞り、勤務先付近から調査を開始する計画としました。

項目 計画内容
調査目的 退勤後の行動、立ち寄り先、接触人物の確認
開始場所 対象者の勤務先付近
調査時間 退勤予定時刻の少し前から5時間
調査員 2名
主な方法 張り込み、徒歩・車両による尾行、写真撮影
報告方法 調査中の中間報告、終了後の簡易報告

最初から複数日を固定せず、初日の結果を確認してから追加調査の必要性を判断する方針です。

調査当日の流れ

以下の時刻や場所は、調査の流れを分かりやすくするための架空例です。

17時30分:勤務先付近で張り込みを開始

退勤予定時刻より前に調査員を配置し、勤務先の出入口と周辺の状況を確認します。

対象者の顔写真、服装、使用車両などを照合し、別人を追跡しないよう慎重に確認します。

18時12分:対象者が勤務先から出る

対象者が勤務先建物から出たことを確認しました。周辺で他の人物と合流する様子はなく、徒歩で最寄り駅方面へ移動します。

18時26分:電車で移動

対象者は駅から電車へ乗車しました。公共交通機関での尾行は、乗り換えや混雑によって見失う可能性があるため、調査員同士で位置を分けて対応します。

18時58分:繁華街の飲食店へ入店

対象者は自宅方面とは異なる駅で下車し、駅近くの飲食店へ入りました。

入店時点では接触人物を確認できなかったため、店外から出入口を確認します。無断で店内の私的空間へ入り込んだり、会話を盗聴したりすることはありません。

20時21分:接触人物と2名で退店

対象者は成人と見られる人物と一緒に店から出ました。合流した正確な時刻は店外から確認できないため、「店内で合流した」と断定せず、確認できた事実のみを記録します。

2名は徒歩で近隣の商業施設へ移動しました。

21時05分:接触人物と別れる

商業施設を出た後、2名は駅付近で別れました。対象者はそのまま電車に乗り、自宅方面へ移動します。

22時10分:帰宅を確認して調査終了

対象者が自宅へ入ったことを確認し、依頼者へ終了報告を行いました。

調査で確認できたこと

調査の結果、次の事実を確認しました。

  • 勤務先を出た時刻
  • 自宅とは異なる方向へ移動したこと
  • 飲食店へ入店した時刻と退店した時刻
  • 退店時に接触人物と一緒だったこと
  • その後の立ち寄り先
  • 接触人物と別れた場所と時刻
  • 対象者が帰宅した時刻

一方、次の事項は1回の調査だけでは確認できません。

  • 対象者と接触人物の関係
  • 店内での会話や行動
  • 過去にも同様の行動があったか
  • 今後も継続して接触するか
  • 浮気や不貞行為に該当するか

調査報告では、確認した事実と推測を分けます。飲食店から2名で出てきたことだけで、交際関係や不貞行為を断定することはできません。

調査後のご提案

初日の結果を受け、依頼者が何を判断したいかによって次の対応が変わります。

事実確認のみで終了する場合

「残業ではない日があったこと」「特定の人物と行動していたこと」が分かれば目的を達成している場合、追加調査を行わず終了します。

調査を増やせば情報は増えますが、費用も増加します。今後の判断に必要な情報が足りているなら、調査を続けない選択もあります。

接触が継続しているか確認する場合

同じ曜日や帰宅が遅くなりやすい日に追加調査を行い、行動の継続性を確認します。

毎日調査するのではなく、依頼者が把握している予定や行動傾向から、可能性の高い日時を絞ることで費用を抑えやすくなります。

法的な対応を検討する場合

離婚や慰謝料請求などを検討している場合は、今回の結果だけで十分かを探偵が断定することはできません。弁護士へ相談し、必要な証拠内容を確認したうえで追加調査を検討します。

浮気の証拠になるものは?」でも、証拠を考える際の基本事項を解説しています。

このケースの費用例

SD Research
調査事務所の行動調査は、調査員2名で1時間13,000円(税込)が基準です。

この調査モデルのように5時間実施した場合、基本調査料金は次のとおりです。

13,000円 × 5時間 = 65,000円(税込)

状況に応じて、次の費用が加わる場合があります。

  • 22時から翌5時までの深夜料金:該当時間のみ1時間2,000円加算
  • 車両料金:1日10,000円
  • 交通費、施設利用料などの実費
  • 調査員を追加する場合:1名につき1時間5,000円
  • 通常の調査報告書:30,000円

簡易報告は無料です。実際の見積りは、開始場所、移動手段、調査時間、必要な報告形式などを確認して作成します。

詳しくは「調査料金」をご覧ください。

調査を効率よくするポイント

怪しい日時を広く設定しすぎない

「いつでもよいので一週間確認してほしい」と依頼するより、帰宅が遅くなりやすい曜日、本人が話していた予定、過去の外出傾向を整理した方が調査日時を絞りやすくなります。

対象者を特定できる新しい情報を用意する

古い写真しかない場合や、勤務先に複数の出入口がある場合は、調査開始時点で本人を確認できない可能性があります。最近の写真、服装、車両、出入口などの情報が役立ちます。

自分で問い詰めたり尾行したりしない

調査前に対象者へ疑いを伝えると、行動や移動手段が変わることがあります。スマートフォンへの無断アクセス、無断でのGPS機器の取り付け、住居への侵入などは行わないでください。

探偵に依頼できる範囲は「探偵に依頼できること・できないこと」で解説しています。

素行・行動調査を依頼する前の確認事項

  • 何を確認できれば調査目的を達成できるか
  • 調査結果を本人との話し合い、社内対応、法的手続など何に使うか
  • 対象者を確認できる写真や車両情報があるか
  • 行動が変化しやすい曜日や時間帯があるか
  • 調査に使える予算の上限
  • 中間報告を受けて延長する際の連絡方法
  • 簡易報告と通常報告書のどちらが必要か

契約前に終了条件と延長条件を決めておくと、目的のない調査延長を避けやすくなります。

まとめ

退勤後の素行・行動調査では、勤務先を出た時刻、移動経路、立ち寄り先、接触人物、帰宅時刻などを時系列で確認します。

重要なのは、疑いをそのまま結論にするのではなく、確認できた事実と確認できなかった事項を分けることです。また、最初から長期間の調査を決めるのではなく、目的に必要な日時へ絞り、初日の結果から追加調査の必要性を判断する方法があります。

素行調査の方法全体については「素行調査とは?探偵に依頼すると分かること・調査方法・費用」をご覧ください。

状況が整理できていない段階でも構いません。「無料相談・お問い合わせ」から、気になっている行動と確認したいことをお知らせください。

調査で終わらせない。その先の未来へ。

SD Research 調査事務所

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