【調査事例】候補住所が本人の現住所か確認したケース|人探し・所在確認

候補住所が本人の現住所か確認した所在調査の事例

「相手の住所と思われる情報は見つかったものの、本当に本人が現在住んでいるか分からない」

人探し・所在調査では、住所情報が判明しただけで調査が終わるとは限りません。古い住所、親族宅、郵便物だけが届く場所など、本人が実際には生活していないケースもあるためです。

今回は、候補住所の情報を基に現地確認を行い、本人の居住実態を確認した場合の調査の流れをご紹介します。

本記事は、実際に寄せられる相談や調査方法を基に構成した「調査モデル」です。特定の依頼者・対象者・案件をそのまま掲載したものではありません。地域、年代、関係、期間などは個人を特定できない内容に変更しています。

目次

ご相談の概要

依頼者は、以前親しくしていた人物と連絡が取れなくなり、現在の住所を確認したいと考えていました。

対象者とは数年前まで連絡を取り合っていましたが、その後、電話番号とSNSアカウントが使われなくなりました。共通の知人も現在の連絡先を把握していませんでした。

依頼者が独自に情報を確認したところ、対象者に関係する可能性のある住所が一件見つかりました。しかし、その住所が次のどれに当たるか分からない状況でした。

  • 対象者本人の現在の住所
  • 以前住んでいた住所
  • 親族や知人の住所
  • 郵便物などの登録だけに使われている住所
  • 同姓同名の別人の住所

依頼者の希望は、対象者へ突然接触することではなく、「候補住所に本人が現在住んでいるかを確認し、その後の連絡方法を検討したい」というものでした。

依頼時に判明していた情報

相談時に提供された主な情報は次のとおりです。

情報 内容
氏名 漢字と読み方が判明
年代 おおよその年齢が判明
写真 数年前の顔写真あり
過去の住所 以前の居住地域まで判明
連絡先 使用されていない電話番号とSNS
勤務情報 過去の勤務先のみ判明
候補住所 現住所の可能性がある住所が一件
車両 過去に使用していた車種と色

写真が古く、勤務先や車両が変わっている可能性があったため、一つの情報だけで本人と判断しないことを前提にしました。

調査目的と成功条件

人探しでは、契約前に「どの状態を成功とするか」を具体的に決める必要があります。

今回の調査モデルでは、成功条件を次のように設定します。

  1. 候補住所に対象者本人が出入りしていることを確認する
  2. 写真や複数の特徴から本人と判断できること
  3. 一時的な訪問ではなく、居住を示す状況を確認する

建物に対象者の姓が表示されている、対象者宛てと思われる郵便物が届いているといった情報だけでは、本人が現在住んでいると断定しません。

調査前に確認したこと

依頼者と対象者の関係

人探し・所在調査では、依頼目的と当事者の関係を確認します。ストーカー、DV、嫌がらせ、報復などに利用される可能性がある場合、調査を受けることはできません。

ご相談時には、過去の交流状況と探している理由を確認し、発見後に強制的な接触を行わないことも確認します。

候補住所の情報が得られた経緯

候補住所がどこから得られたものかを確認します。情報の取得時期と出所が分かることで、現在の住所である可能性や、現地で確認すべき項目が変わるためです。

本人を識別する特徴

顔写真だけでなく、身長、体格、髪型、眼鏡、歩き方、使用していた車両などを整理しました。似た人物を対象者と誤認しないため、複数の特徴を組み合わせます。

調査計画

今回は、候補住所を起点として次の順番で確認する計画としました。

  1. 候補住所と周辺状況の事前確認
  2. 建物の種類、出入口、車両置場などの確認
  3. 対象者が出入りする可能性の高い時間帯を選定
  4. 現地での張り込み
  5. 対象者と思われる人物を確認
  6. 必要最小限の行動確認
  7. 居住実態を判断できる情報を整理

対象者の行動を長期間追跡することが目的ではないため、本人確認と居住確認に必要な範囲へ限定します。

調査の実施

候補住所の現地確認

最初に、候補住所の建物と周辺状況を確認しました。

  • 建物の出入口
  • 集合住宅の場合は共用部の構造
  • 駐車場と駐輪場
  • 対象者が使用している可能性のある車両
  • 張り込みが可能な場所
  • 最寄りの駅や交通手段

現地確認では、私有地へ無断で立ち入ったり、住居内部を撮影したりすることはありません。公道や適法に利用できる場所から確認します。

時間帯を絞った張り込み

対象者の過去の生活状況と周辺環境から、帰宅または外出が見込まれる時間帯を選びました。

一日中張り込むのではなく、可能性の高い時間帯に絞ることで、調査費用を抑えながら確認を行います。

初回の確認では、対象者と断定できる人物の出入りはありませんでした。そのため、曜日と時間帯を変更し、二回目の現地確認を実施します。

対象者と思われる人物を確認

二回目の調査で、事前に提供された写真と特徴が一致する人物が候補住所から外出する様子を確認しました。

ただし、古い写真との外見上の一致だけでは断定せず、次の要素も確認します。

  • 年代、身長、体格
  • 顔の特徴
  • 生活用品を持って建物へ戻ったこと
  • 建物の鍵を使用して入ったこと
  • 周辺で確認された関連車両

複数の情報が一致したため、対象者本人である可能性が高いと判断しました。

居住実態の確認

対象者と思われる人物が建物から出てきただけでは、訪問者の可能性もあります。

そこで、必要な範囲で行動を確認し、外出後に同じ建物へ戻る様子や、日常生活を示す行動を確認しました。これにより、候補住所を一時的に訪問したのではなく、生活拠点として使用していると判断できる情報がそろいました。

調査結果

調査の結果、次の事項を確認しました。

  • 候補住所から対象者本人と思われる人物が外出
  • 本人の写真と複数の身体的特徴が一致
  • 日常生活を示す行動を確認
  • 外出後、本人が候補住所へ戻った
  • 建物への出入り状況から居住実態が認められた

以上から、候補住所が対象者の現在の居住先である可能性が高いと判断しました。

依頼者への報告内容

報告では、住所だけを伝えるのではなく、判断の根拠を時系列で整理します。

  • 調査日時と天候
  • 調査開始場所
  • 対象者を確認した時刻
  • 外見と本人判断の根拠
  • 建物からの外出と帰宅
  • 確認した移動経路や立ち寄り先
  • 居住実態を判断した理由
  • 撮影できた写真

簡易報告では要点をまとめてご説明し、必要に応じて写真と時系列を整理した調査報告書を作成します。

発見後に注意すること

対象者の居場所が分かっても、すぐに自宅を訪ねることが適切とは限りません。

長期間連絡を取っていない場合や、相手が連絡を望んでいるか分からない場合は、次のような方法を検討します。

  • 手紙など相手が返答を選べる方法で連絡する
  • 共通の知人を通じて意思を確認する
  • 探偵から依頼者の連絡希望だけを伝えられるか相談する
  • 金銭や法的手続が目的の場合は弁護士へ相談する

住所の利用目的によって適切な対応が異なります。発見後の接触によってトラブルが生じないよう、調査前から目的を整理しておくことが重要です。

費用の考え方

候補住所がある調査では、情報がほとんどない状態から探す場合と比べ、調査範囲を絞れる可能性があります。

SD Research
調査事務所の人探し・所在調査は、次の料金を基準に個別にお見積りします。

  • 着手金:30,000円から
  • 成功報酬:100,000円から
  • SNS・インターネット調査:50,000円から
  • 現地調査や車両・交通費:調査内容に応じて算出

張り込みや行動確認が必要な場合は、調査員2名で1時間13,000円を基準とします。

候補住所の確度、本人確認に使える写真、対象者の生活時間、現地までの距離などによって必要な時間と費用が変わります。

この調査で重要なポイント

住所情報だけで本人の居住を断定しない

住所が一致しても、転居済み、親族宅、登録のみの住所という可能性があります。本人の出入りや生活状況を確認することが重要です。

一度確認できなくても直ちに不在と判断しない

対象者が在宅勤務、夜勤、出張などで通常と異なる生活をしている場合があります。事前情報から曜日と時間帯を選び、必要に応じて計画を見直します。

調査目的を明確にする

再会、安否確認、金銭問題、法的手続など、目的によって必要な結果が異なります。発見後にどうしたいかを先に決めることで、過剰な調査を避けられます。

まとめ

候補住所が判明していても、その場所が本人の現住所とは限りません。人探し・所在確認では、本人の出入り、写真や特徴との一致、日常生活を示す行動など、複数の情報から居住実態を確認します。

SD Research
調査事務所では、候補住所の確度、対象者との関係、調査目的を確認し、必要な範囲に絞って調査計画をご案内します。

「住所と思われる情報はあるが、現在も住んでいるか分からない」という段階でもご相談いただけます。

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